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保安院 東京電力に事前通報するよう指示

2011年4月6日 22:42

 経産省の原子力安全・保安院は、「東京電力」に対し、放射性物質を含んだ汚染水などを放出する場合は、事前に関係する自治体に通報するよう指示した。

 福島第一原子力発電所では、4日夜から低レベルの放射性物質を含んだ汚染水を海に放出している。しかし、自治体への事前連絡が不十分であったことから、不満の声が上がっていた。今後は汚染された水の放出に加え、原子炉から放射性物質を含む蒸気を放出する「ベント」と呼ばれる作業を行う場合にも、自治体への事前通報が必要となる。