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5強以上の余震確率「これまで通り10%」

2011年4月6日 23:15

 気象庁は6日、東日本大震災に伴う最大震度5強以上の余震が3日以内に発生する確率をこれまで通り10%と発表した。

 東日本大震災の余震は6日午後5時までに、最大震度4以上のものが89回発生している。余震の回数は徐々に減ってきているが、依然活発な状態だという。このため、気象庁は6日から3日以内に震度5強以上の強い余震が発生する確率をこれまで通り10%とした。

 一方で、多くの余震が発生している岩手県から茨城県以外の秋田県内陸北部や長野県北部、静岡県東部でも震度5強以上の地震が発生している。気象庁は、余震活動域の外側でも地震活動が若干高まっている可能性があるとして、日頃から地震への備えをしてほしいと話している。