アメリカ・ニューヨークで、東日本大震災の被災者支援のためのチャリティーコンサートが開かれ、有名ミュージシャンらが音楽で日本に声援を送った。最終日には坂本龍一さんが出演した。

　このコンサートは、親日家のミュージシャンであるジョン・ゾーンさんの呼びかけで、５回にわたって行われた。８日には、グラミー賞受賞者のノラ・ジョーンズさんがピアノで弾き語りを披露した。また、仙台市出身の作曲家のにしな・あやさんが、ふるさとや親友を思って作った曲を披露した。

　最終日となる９日には坂本さんが登場した。坂本さんが１曲目に選んだのは、能の要素を取り入れた即興の曲。最後は、被災者に希望を持ってほしいと選んだ、チャップリン作曲の「スマイル」を演奏した。

　コンサートの収益は全額、日本の被災者のために寄付される。