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中国軍の攻撃を想定、台湾で合同軍事演習

2011年4月12日 22:03

 台湾で11日、陸海空軍合同の軍事演習が始まり、そのもようが12日に公開された。

 台湾での軍事演習は11日から5日間の予定で始まり、12日だけで兵士1300人が参加した。中国軍が台湾を攻撃し、空軍基地が使えなくなったとの想定で、高速道路を閉鎖してアメリカ製のF16を含む戦闘機の離着陸も行われた。

 一方、中国側は11日、台湾側の映像公開に先んずる形で新型の短距離戦闘機の飛行訓練映像を中国中央テレビを通じて公開した。撮影日時や場所は明らかにされていないが、台湾側の動きをけん制する狙いがあるものとみられる。