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東京モノレール、不正乗車で社員25人処分

2011年4月15日 2:44

 「東京モノレール」の社員25人がIC乗車券で改札を通った記録を消すなどして、不正乗車を繰り返していたことがわかった。

 東京モノレールは14日、07年6月から10年5月までの3年間、「Suica(スイカ)」などのIC乗車券の不正利用を調査し、駅員や運転士計25人を処分したと発表した。25人は、電車に乗って改札を出る際に、乗客の後に続いてすり抜け、IC乗車券で入場した記録を取り消していた他、乗客が間違えて購入した切符を使って電車に乗るなどの不正を行っていたという。

 不正に利用された金額は約118万円に上り、東京モノレールは、25人の社員のうち8人を懲戒解雇した。