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副読本の「原発」記述見直しへ~高木文科相

2011年4月15日 11:48
副読本の「原発」記述見直しへ~高木文科相

 小中学校で使われる副読本に書かれた「原子力発電所は大きな津波にも耐えられる」などの記述について、高木文科相は15日午前、見直す考えを示した。

 小中学校に配られている副読本には、「原子炉は五重の壁で守られている」「大きな津波にも耐えられるよう設計されている」などと書かれている。

 高木文科相はこうした記述について、「今回(福島第一原子力発電所)は現実としてそうなっていないのだから、当然、見直すべきだ」と述べた。

 副読本は、文科省のホームページからもダウンロードができたが、これについても、見直しの一環として取りやめている。