×

切手の“自由の女神”は偽物 米国

2011年4月17日 23:19

 アメリカで発行されたニューヨークの「自由の女神」の切手に、別の場所に建てられたレプリカの写真が使われていたことが判明した。間違いを指摘したのは切手収集家だった。

 「アメリカ郵政公社」がニューヨークの「自由の女神」として発行した切手に、本家・ニューヨークではなく、ラスベガスのカジノにあるレプリカの写真が使われていたことがわかった。切手を見た収集家が「まぶたや眉毛が本物よりもはっきりしている上、王冠や髪形も違う」と指摘し、発覚した。

 郵政公社は15日、間違いを認めたが、流通を止める予定はなく、「デザインは気に入っているし、レプリカと知っていてもこちらを選んでいただろう」と釈明している。