小沢氏、原発対応めぐり政権批判強める考え
民主党・小沢元代表は6日、記者団に対して、福島第一原子力発電所事故への政府の対応をめぐり、今後、政権批判を強めていく考えを示した。
小沢氏「(菅首相は)一生懸命やっているんでしょうけども、結果的にうまくいってない。政府の対応はこのままではいけないという声を強くしていきたい」
また、小沢氏は「東日本大震災から1か月以上たっても福島第一原発はコントロール不能だ。この責任は大きい」とした上で、「週明け以降、色々な機会に声を大きくしていく」と強調した。
一方で、野党側が提出を検討している菅内閣の不信任案に賛成するかについては「今、そんなことを考えているわけではない」と述べた。
これに対し、枝野官房長官は「いろんなお立場の方は、いろんなご意見があるんだろうと思う」と述べ、不快感をあらわにした。