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米大統領 世界貿易センター跡地を訪問

2011年5月6日 8:30

 国際テロ組織「アルカイダ」のウサマ・ビンラディン容疑者の殺害を受け、アメリカ・オバマ大統領は5日、同時多発テロがあったアメリカ・ニューヨークの現場を大統領就任後、初めて訪れた。

 オバマ大統領の世界貿易センター跡地への訪問は、ビンラディン容疑者の殺害後に急きょ決まったもの。これまでの遺族の苦しみを分かち合いたいとして大統領就任後、初めてとなる現場訪問を決めた。オバマ大統領はこれに先立ち、テロ事件の現場で必死の救助活動を続けてきた消防や警察を訪問した。

 報復テロをおそれ、厳重な警戒態勢が敷かれているニューヨーク。テロとの戦いがまだ終わってはいないことを示している。