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“仏大統領候補”強姦未遂罪などで訴追

2011年5月15日 21:10

 アメリカ・ニューヨークのホテルで従業員の女性(32)に性的暴行を加えた疑いで身柄を拘束されていたIMF(=国際通貨基金)トップのストロスカーン専務理事(62)が15日、訴追された。

 ニューヨークの検察当局は15日、ストロスカーン氏を強姦未遂や監禁未遂の罪で訴追した。AP通信によると、ストロスカーン氏は14日、一泊25万円のスイートルームに掃除の名目で客室係の女性を呼びつけると裸で襲いかかり、浴室に引きずり込んだ。女性が逃げ出し、警察が駆けつけたときにはストロスカーン氏はホテルを立ち去っており、その後、空港で拘束され、逮捕された。

 ストロスカーン氏は過去にフランスの財務相を務め、来年の大統領選挙ではサルコジ大統領の有力な対抗馬になるとみられていた。