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住民に見送られ…救援活動の自衛隊が離任

2011年5月24日 1:28
住民に見送られ…救援活動の自衛隊が離任

 東日本大震災直後から宮城・山元町で救援活動を行ってきた陸上自衛隊中部方面隊第10師団が23日、多くの住民たちに見送られながら被災地を後にした。

 第10師団は、震災翌日の3月12日から23日まで、山元町を中心にガレキの撤去や炊き出しなどの救援活動を行ってきた。第10師団が被災地を離れるのに伴い、23日に山元町役場でお別れセレモニーが開かれ、多くの住民が駆けつけた。

 住民の女性「(震災で)父が亡くなったのですが、遺体を見つけていただき、冥福を祈ってくださって感動しました」

 住民の子供「自衛隊の皆さんが用意してくれたお風呂に入ることができた」

 今後は、陸上自衛隊東北方面特科隊が引き続き救援活動を行う。