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校庭の土壌改良費用、国がほぼ全額負担

2011年5月27日 11:52
校庭の土壌改良費用、国がほぼ全額負担

 文科省は、福島第一原子力発電所の事故で放射性物質に汚染された校庭の土壌の改良費用について、国がほぼ全額負担することを決めた。

 支援の対象となるのは、校庭の放射線量が一時間あたり1マイクロシーベルトを超える学校で、校庭の表面の土を取り除くなどの対策を講じた場合、その費用を国がほぼ全額負担する。

 また、文科省は、学校で子供が浴びる放射線量について、当面、年間1ミリシーベルト以下を目指すとして、福島県内の全ての学校に積算線量計を配布し、子供たちの放射線量のモニタリングを強化することを決めた。