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除去した校庭表土を地中に埋める作業始まる

2011年6月9日 12:39
除去した校庭表土を地中に埋める作業始まる

 福島・郡山市は9日、小中学校の校庭などから削り取った放射性物質を含む土について、校庭に穴を掘って埋める仮置きの作業を始めた。

 郡山市の朝日が丘小学校では、9日午前9時過ぎから校庭に重機が入り、作業が始まった。作業は校庭の一角に約1.5メートルの穴を掘り、放射性物質が漏れ出さないよう、ゴム製のシートにポリエステルのシートを重ねた中に土を入れるという。

 土を剥ぎ取るなどの対策をした後も多くの小学校が児童の屋外活動を取りやめており、郡山市は最終処分の方法について国に早急な対応を求めている。