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川で大量のアユが死ぬ 石川・金沢市

2011年6月15日 13:42
川で大量のアユが死ぬ 石川・金沢市

 アユ釣りの解禁が16日に迫った石川・金沢市の浅野川で14日、大量のアユが死んでいるのが見つかり、石川県などが15日朝から死骸の回収作業を進めている。

 14日夕方、金沢市内を流れる浅野川の約5キロの区間で、大量のアユが死んでいるのが見つかった。この事態を受け、県と金沢漁業協同組合は、15日朝から死骸の回収に当たっている。これまでに約1万匹が回収されているが、県などは、少なくとも約3万匹が死んでいるのではないかとみている。30年以上、川で友禅流しをしている職人は、これだけ大量の魚が死ぬのは聞いたことがない、と話している。

 現在のところ、有毒な物質などは検出されておらず、県などは今後、水質の分析や死んだアユを調べることにしている。