梅雨明けしていない東北地方も厳しい暑さに

9日は全国的に強い日差しが照りつけて厳しい暑さとなり、梅雨明けしていない東北地方の東日本大震災の被災地でも晴れ間が広がった。
気象庁は9日、関東甲信、北陸、九州北部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年と比べて九州北部は10日、関東甲信は12日、北陸は15日早い。
梅雨の期間に降った雨は、関東甲信や北陸はほぼ平年並みだったが、九州北部は6月中旬に活発な前線が停滞したため大雨となり、熊本では平年の2倍以上にあたる1121.5ミリを記録した。
一方、9日は梅雨明けしていない東北地方の被災地でも晴れ間が広がり、厳しい暑さになった。最高気温は岩手・釜石で36.4℃、福島・喜多方で35.7℃を記録するなど、猛烈な暑さとなった。
北日本から西日本にかけては、この先も気温の高い日が続く予想で、熱中症には十分な注意が必要となっている。