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原発安全評価の統一見解 自民党幹部が批判

2011年7月12日 17:17
原発安全評価の統一見解 自民党幹部が批判

 政府が11日に発表した原子力発電所の新たな安全評価に関する統一見解について、12日、野党から批判の声が相次いだ。

 「曖昧で意味不明な政府見解ではないかと思っている。これによって地元の皆様方がより一層不安になっているのではないか。ここに大きな懸念を持っている。また、新たな安全基準についても、事実上、原子力安全委員会に丸投げしています」-自民党・石原幹事長は、菅首相自らが佐賀県など原発を抱える自治体を訪れ、安全基準について説明すべきだと話した。

 また、自民党・谷垣総裁も役員会の冒頭で、「政府の統一見解は意味不明で、政府の混迷は目に余る」と批判した。