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観客殺到、熱中症も 東北六魂祭に課題残る

2011年7月16日 21:40
観客殺到、熱中症も 東北六魂祭に課題残る

 仙台市で16日、東北の代表的な祭りが一堂に会する「東北六魂祭」が開幕した。多くの見物客が会場に詰めかけたため、ねぶたが会場入りできないなど、混乱も見られた。

 東日本大震災に負けない東北の人たちの不屈の魂を発信しようと、初めて開かれた東北六魂祭。16日夕方には、メーンイベントとなるパレードが行われた。しかし、多くの見物客が会場に詰めかけたため、ねぶたが会場入りできなかった他、秋田の竿灯(かんとう)は起こすことができなかった。また、熱中症とみられる症状で体調を崩す人が出るなど混乱も見られ、運営面での課題を残す形となった。

 東北六魂祭は17日も行われる予定だが、実行委員会は「仕切り直してしっかり行いたい」と話している。