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なでしこ世界一から一夜、現地から記者報告

2011年7月18日 21:26
なでしこ世界一から一夜、現地から記者報告

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」が日本時間18日のワールドカップ(W杯)ドイツ大会でアメリカを下して初優勝を果たしてから一夜明けた。なでしこジャパンの選手の様子を、決勝の舞台となったフランクフルトから大脇三千代記者が報告する。

 選手の家族によると、祝勝会では午前4時頃まで勝利の美酒に酔っていたという。

 一夜明けたドイツでは、新聞各紙が日本の優勝を大きく取り上げていて、「青い奇跡」という見出しを掲げている新聞もある。

 スタジアムでは「日本を応援する」という雰囲気が感じられ、日本がボールをキープすると会場中が盛り上がった。アメリカがボールを持った際には、ブーイングが起きることもあった。多くの観客が、国籍を問わず、日本を応援してくれていると感じられた。

 ドイツではもともと、女子サッカーの人気は高かったのだが、なでしこジャパンの快進撃とともに、女子サッカーの美しさが注目され、さらに人気が高まっていると思われる。