栃木県産腐葉土からセシウム、使用自粛要請
農水省は26日、家庭菜園などで使われる腐葉土や肥料に高濃度の放射性セシウムが含まれているおそれがあるとして、基準ができるまで生産や使用を自粛するよう17都県に要請した。
また、栃木県の業者が製造し、秋田市内などのホームセンターで販売された腐葉土の調査を秋田県が行ったところ、一キログラム当たり1万1000ベクレルの放射性セシウムが検出された。
腐葉土に放射性物質の基準はなく、焼却灰の場合は一キログラム当たり8000ベクレルを上回ると、国の基準では埋め立てなどはできないことになっている。