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会津地方で豪雨 只見川で複数か所が決壊

2011年7月29日 22:05
会津地方で豪雨 只見川で複数か所が決壊

 福島県では、只見町など会津地方で猛烈な雨が降り、只見川が複数か所で決壊するなど危険な状態となっている。

 降り始めの27日午後1時から29日午後8時までの雨量は、只見町で541.0ミリ、西会津町で285.5ミリ、金山町で274.0ミリ、南会津町南郷で230.5ミリなどと観測が始まって以来の豪雨となっており、只見町は全世帯、約4600人に避難勧告を出した。金山町役場によると、只見川は複数か所で決壊し、JR只見線の鉄橋や国道252号の二本木橋が流されたとの情報もある。

 三島町では、宮下温泉の旅館の1階が水につかり、宿泊客が避難している。

 南会津町では、土砂崩れで車数台に乗った約40人が孤立し、自衛隊が出動している。