新潟・三条市の川で堤防決壊、住民避難指示
記録的な豪雨に見舞われた新潟県の三条市下田地区で30日午前5時、五十嵐川の堤防が決壊しているのが確認された。市は30日午前7時現在、下田地区全域の住民1万253人に避難指示を出している。
市によると、下田地区江口付近で30日午前5時、五十嵐川右岸の堤防が150メートルにわたって決壊しているのが確認された。市は、すでに市内全域に避難勧告を発令しているが、下田地区全域の2946世帯(1万253人)について避難指示に切り替えた。
市は29日夕方、自衛隊に対して災害派遣を要請していて、五十嵐川が危険な水位に達していたため、自衛隊が堤防に土のうを積む作業を行っていた。