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鬱陵島視察計画の自民党議員、韓国入国拒否

2011年8月1日 15:40

 自民党の国会議員3人が1日午前、日本の竹島(韓国名=独島)に近い韓国の鬱陵島を視察するため、韓国・ソウルの金浦空港に到着したが、韓国政府は、両国関係に否定的な影響を及ぼすとして、3人の入国を認めなかった。

 自民党・新藤義孝議員ら3人は1日午前、金浦空港に到着、入国手続きを行ったが、韓国政府は「新藤議員らの身辺の安全確保が難しく、両国関係に否定的な影響を及ぼす」として入国を認めなかった。新藤議員は「日本国民の代表である私たちを入国禁止措置とするならば、それは外交上の大きな問題になります」と述べた。

 新藤議員らは、韓国が実効支配する日本の竹島に関する資料を展示した鬱陵島にある博物館などを視察する予定だったが、韓国の一部の市民団体は、日本による竹島の領有権主張の強化につながるなどと強く反発している。