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福島第一建屋地下に高濃度汚染水700トン

2011年8月1日 16:37
福島第一建屋地下に高濃度汚染水700トン

 福島第一原子力発電所で、高濃度の放射性物質を含む汚染水が保管されている施設の隣にある建屋で、約700トンの高濃度の汚染水が見つかった。

 「東京電力」によると、集中廃棄物処理施設にある「サイトバンカ建屋」の地下に高濃度の汚染水約700トンがたまっているのが見つかったという。このサイトバンカ建屋の隣には、高濃度の汚染水が保管されている建屋があり、2つの建屋はホースでつながっているため、このホースをつたってサイトバンカ建屋に汚染水が流入した可能性があるという。

 サイトバンカ建屋は、今後の汚染水の受け入れ先の候補のため、建屋から外に水が漏れ出さない工事が施されているが、ここに汚染水を移すための国の許可はまだ得ていない。