２３日、ロシアの東シベリアを訪れている北朝鮮・金正日総書記の姿を、ＮＮＮのカメラが捉えた。

　金総書記が東シベリア・ウランウデに２３日朝に到着した後、世界で最も深いバイカル湖の方面に向かい、途中で休憩したところを、ＮＮＮのカメラが捉えた。金総書記はカーキ色のコート姿で、顔は以前よりふっくらしたように見受けられるものの、左足は引きずり、右手にはたばこを持っている。

　そばには、第４夫人とされる金玉さんとみられる女性が立っている。金玉さんは北朝鮮のメディアからは映像がカットされており、談笑している姿が捉えられたのは初めて。

　この後、金総書記の車は再びバイカル湖方面に向かった。ロシアの消息筋は「金総書記は２４日、メドベージェフ大統領と会談を行う」としている。