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人工衛星の破片、今週後半に地上に落下へ

2011年9月19日 11:31

 NASA(=アメリカ航空宇宙局)は、使用済みとなった大気観測衛星が22日から24日の間に地上に落下すると発表した。

 NASAの大気観測衛星は91年に打ち上げられ、05年に役目を終えていた。衛星などは通常、大気圏に突入した際に摩擦熱で全て溶けてしまうが、この衛星は26個の破片が残り、カナダから南アメリカにかけての地上や海に計約500キログラムの破片が落ちる見通し。

 NASAは、人に当たる確率は3200分の1以下と推測している。衛星などの部品の落下は珍しくなく、去年だけでも400個の破片が落ちてきたという。