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がれきの搬送作業始まる 和歌山・新宮市

2011年10月2日 22:48
がれきの搬送作業始まる 和歌山・新宮市

 台風12号で発生したがれきの搬送作業が2日、和歌山・新宮市で始まった。

 新宮市では2日、コンテナ船が到着し、重機を使ってがれきをコンテナに詰め込む作業が行われた。台風12号の影響で発生した家庭の廃棄物や木材などは現在、仮置き場に置かれているが、和歌山県内には処理する施設がないため、搬送されることになった。新宮市では、2日までに約1万2000トンのがれきが発生しているが、山間部ではまだ手付かずの場所もあるということで、今後、さらにがれきの量は増えるとみられている。

 詰め込まれたがれきは神戸に向けて運ばれた後、近畿圏内の施設に振り分けられ、処理されるという。