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サイバー攻撃被害の拡大防止で官民が会合

2011年10月26日 0:33
サイバー攻撃被害の拡大防止で官民が会合

 防衛産業にかかわる大手企業が相次いでサイバー攻撃を受けていることを受け、官民が合同で被害の拡大防止策を話し合う枠組みが25日、スタートした。

 25日の「サイバー情報共有イニシアチブ発足会合」には、枝野経産相の他、「三菱重工業」、「IHI」、「川崎重工業」などの大手メーカーや情報関連団体のトップらが出席した。会合では防衛や原子力にかかわるメーカーなど8社が不審なメールを受信し、うち4社がウイルスに感染、一部で何らかのデータが社外に流出した可能性があることが報告された。

 今後は、各社が受けたサイバー攻撃の情報を互いに共有し、被害の拡大を防ぐ方策などについて話し合っていくという。