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都内で増える自転車事故受け、安全教室実施

2011年10月29日 21:56
都内で増える自転車事故受け、安全教室実施

 東京都内で自転車による事故が後を絶たないことから、渋谷区で29日、自転車の正しいルールを学ぶ安全教室が開かれた。

 安全教室では、200人以上の中学生が見つめる中、実際に起きた自転車事故をスタントマンが再現し、事故の悲惨さを訴えた。また、危険性を実感してもらおうと、2人乗りやブレーキのついていない競技用自転車「ピスト」の運転体験も行われた。

 ブレーキがついていない自転車を公道で運転すると整備不良とみなされ、5万円以下の罰金を受けることがある。都内では、1月から8月末に起きた自転車が関係する事故の割合が37.8%と、全国平均(20.9%)を大きく上回っていて、警視庁は交通ルールを守らない自転車の摘発を強化する方針。