ミャンマー、14年のASEAN議長国就任
ASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会議がインドネシア・バリで17日に開催され、14年のASEAN議長国に軍事政権から民政に移管したミャンマーが就任することが決まった。
ASEAN首脳会議では、ミャンマーが求める14年の議長国就任が正式に承認された。11年の議長国、インドネシア・マルティ外相は、「議長国にすることで、ミャンマーの変化を促進できる」と意義を強調する一方、今後の民主化の進展を注視する姿勢を明らかにした。
また、16日の閣僚会合では、ASEANに日中韓やインド、オーストラリアなど6か国を加えた広域の自由貿易圏を目指すことで合意したが、首脳会議の場でも報告されたという。
アメリカが主導するTPP(環太平洋経済連携協定)の交渉が進む中、ASEANをめぐる新たな動きが注目される。