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平成18年豪雪に匹敵 雪の事故に警戒を

2012年1月30日 17:44
平成18年豪雪に匹敵 雪の事故に警戒を

 強い寒気の影響で、これから来月初めにかけて、北日本や日本海側を中心に大雪が続く見込み。新潟県や長野県の山沿いでは、記録的な大雪となった「平成18年豪雪」に匹敵する積雪となっていて、気象庁は警戒を呼びかけている。

 北日本から東日本の上空約5000メートル付近には、氷点下36℃以下の強い寒気が入り、31日から来月3日にかけて大雪となる見込み。気象庁は30日夕方、会見を開き、これまでに降り積もった雪の上にさらに多くの雪が降る可能性が高いとして、雪崩や除雪時の事故、屋根からの落雪に注意を呼びかけた。

 すでに去年末からの大雪で、新潟県や長野県の山沿いでは記録的な大雪となった「平成18年豪雪」に匹敵する積雪量になっている。この時は雪下ろし中の事故などで、全国で152人の死者が出た。

 31日夕方までの降雪量は、北陸地方で100センチ、東北地方と長野県で50センチなどとなっており、その後もさらに雪は降り続く見込み。