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流行の「シナモンチャレンジ」危険性を指摘

2012年3月19日 21:16

 大量のシナモンの粉末を水を飲まずにのみ込むという「シナモンチャレンジ」と呼ばれる行為が、アメリカの若者を中心に流行している。しかし、医師らは「呼吸困難など深刻な事態に陥るおそれがあるため、マネをしてはいけない」と話し、その危険性を指摘している。

 シナモンチャレンジは遊び感覚で行われ、その様子を動画サイトなどに投稿することがアメリカの若者を中心に流行しているという。しかし、ミシガン州では14歳の少女が気管支炎で入院するなど「危険な行為だ」と指摘されている。

 東京・港区の虎の門病院の呼吸器センター外科・河野匡部長は「場合によっては、気管支が反応を起こして急に細くなる。けいれんのようなものを起こして呼吸困難になるという状況が急性期には考えられる」と話している。