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震度5強、気象庁「震災の余震ではない」

2012年5月24日 7:36
震度5強、気象庁「震災の余震ではない」

 24日未明、東北地方で強い地震があり、青森県で震度5強の揺れを観測した。青森県内の原子力関連施設に異常はないという。また、気象庁は「東日本大震災の余震ではない」と説明している。

 気象庁によると、24日午前0時2分頃の地震で、青森県の東北町で震度5強を観測した他、野辺地町と東通村で震度5弱の揺れを記録した。震源は青森県東方沖で、地震の規模を示すマグニチュードは6.0と推定される。震源は海底だったが、津波はなかった。

 気象庁は24日未明に会見し、「震災の余震ではない」と説明している。また、今後約1週間は震度4程度の余震に注意するよう呼びかけている。

 「東北電力」や経産省の原子力安全・保安院によると、青森県の東通原子力発電所(東通村)や「日本原燃」の使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)などの関連施設に異常はないという。