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大阪維新の会、単独で新党結成の方針

2012年8月28日 15:40
大阪維新の会、単独で新党結成の方針

 大阪市・橋下市長が代表を務める「大阪維新の会」が、次期衆議院議員選挙に向け、来月中旬をメドに、他の党との合流はせずに新党を結成する方針を固めたことがわかった。

 維新の会の幹部によると、維新の会は、他の党とは合流せず、「現在一番近い関係」とされる民主党・松野頼久衆議院議員や自民党・松浪健太衆議院議員ら、橋下代表らが11日に会談した議員らを中心に、個別に新党への参加を呼びかけているという。

 国政進出のために新たに政党を立ち上げるには、現職の国会議員5人以上の在籍が必要となるが、9月中旬までには、その要件を満たせる予定だとしている。

 橋下代表は28日朝、報道陣に対し、新党結成についてまだ何も決まっていないと述べるにとどまった。橋下代表は「正式な維新の会としての見解ではないことを報道していただくのは自由ですけれども、維新の会としては、全く機関決定はしておりません」と述べた。

 維新の会は今後、来月9日に、次期衆院選の公約「維新八策」をもとに現職の国会議員らとの公開討論会を行う予定。