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鹿児島・出水平野 16季連続の「万羽鶴」

2012年11月10日 21:01
鹿児島・出水平野 16季連続の「万羽鶴」

 本格的なツルの飛来シーズンを迎えた鹿児島・出水平野で10日朝、今年初めての羽数調査が行われ、16シーズン連続の「万羽鶴」が確認された。

 ツルが越冬する出水平野には、冷え込みの強まりとともに多くのツルが飛来している。今年初めての羽数調査には、地元の子供たちやツル保護会のメンバーら約100人が参加し、ねぐらから飛び立つツルを数えた。調査の結果、ナベヅル9983羽、マナヅル161羽など計1万159羽のツルが確認され、16シーズン連続での万羽鶴となった。この時期に1万羽に達するのは、例年と比べると速いペースだという。

 次の羽数調査は17日に行われる。