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新旧中国大使の歓送迎会 日中関係改善訴え

2012年12月21日 1:26
新旧中国大使の歓送迎会 日中関係改善訴え

 丹羽前中国大使と、今月から赴任する木寺中国大使の歓送迎会が20日、都内で行われた。沖縄・尖閣諸島問題で日中関係が冷え込む中、二人はともに関係改善の重要性を訴えた。

 丹羽前大使「尖閣に始まり尖閣に終わりました。物理的な力で戦争を絶対にしてはいけないという覚悟を持つ必要がある」

 木寺新大使「私の第一の任務は日中の友好関係を回復すること。日本と中国の関係に様々な問題があっても経済関係は伸ばしていくべきものであることを強調したい」

 歓送迎会には玄葉外相や中国・程永華駐日大使らをはじめ、各界から約700人が出席した。木寺大使は日中の友好関係を回復するため中国に進出している日本企業の支援や、青少年交流などに積極的に取り組む考えを強調した。