×

深海魚「ラブカ」捕獲、水族館で公開 静岡

2012年12月29日 8:22
深海魚「ラブカ」捕獲、水族館で公開 静岡

 静岡・沼津市の沖合で珍しい深海魚「ラブカ」が捕獲され、28日から市内の沼津港深海水族館で展示・公開されている。

 ラブカは原始的なサメの仲間で、「生きた化石」とも呼ばれている。展示されているのは体長1.2メートルの雄のラブカで、28日午後、沼津市の300メートル沖で底引き網にかかったもの。ラブカは通常、水深300メートルから1000メートルの深海に生息していることから、生きた状態で展示されるのは珍しいという。

 水族館ではラブカに一日でも長く元気でいてほしいと、水槽の水温を下げ照明を落とすなど、深海魚に適した環境を整えたという。