機械受注統計3.9%増 2か月連続増加
企業の設備投資の先行きの目安となる去年11月の「機械受注統計」で、受注額が2か月連続で増加した。
内閣府が16日朝に発表した去年11月の機械受注統計によると、民間企業の設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は前月比3.9%増の7321億円となった。増加は2か月連続となる。非製造業の金融・保険などの分野から、コンピューター関連の受注が増えていることが主な要因となっている。
また、「外需」についても、円安が進んだことなどから前月比17%増の8020億円となっている。
内閣府は基調判断について、製造業からの受注が依然、低い水準にあることから、「全体として弱含みの基調が続いているものの、このところ2か月連続で増加している」としている。