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岩手・陸前高田市役所旧庁舎の解体始まる

2013年1月23日 22:05
岩手・陸前高田市役所旧庁舎の解体始まる

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手・陸前高田市の市役所の旧庁舎の解体作業が23日、始まった。

 陸前高田市の市役所旧庁舎は、震災の津波が建物の3階屋上部分まで押し寄せ、取り壊しが決まっていた。作業初日の23日は、業者の人たちが建物の中に残るがれきや土砂を片付けた他、内壁などを撤去していた。来月半ばには、重機を使った本格的な解体が始まる予定。

 陸前高田市では、震災で犠牲者が出た公共施設は全て取り壊すことにしていて、今年度末までに市内44施設の解体を終える予定。