×

ナイトクラブ火災 帰国の大統領が遺族弔問

2013年1月28日 20:53

 ブラジル南部・サンタマリアのナイトクラブで27日未明、大学生がパーティーをしている最中に火事が発生し、233人が死亡した。ブラジル・ルセフ大統領は外遊を切り上げて急きょ帰国し、犠牲者の遺族らを見舞った。

 AP通信によると、バンドが花火を使ったところ、天井に燃え移ったということで、有毒な煙を吸うなどして233人が死亡、117人が病院に運ばれた。犠牲者の多くは20歳以下の若者だという。多くの人が出入り口の付近に折り重なって倒れていたことなどから消防隊が中に入ることができず、救助活動は難航、ナイトクラブの壁をたたき壊して救助をする場面も見られた。

 サンタマリア市は、犠牲者を悼んで30日間、喪に服することを呼びかけた。