水道水から寄生虫 前橋市などが安全宣言

25日に群馬県の水道水から寄生虫「ジアルジア」が検出された問題で、県が26日に行った検査では検出されず、前橋市などは27日、安全を宣言した。
県によると、利根川上流の県央第1水道浄水場で25日、水道水から家畜などの排せつ物に含まれるジアルジアが検出された。感染すれば下痢や腹痛のおそれがあるが、これまでに報告はないという。
26日の検査では、浄水場や全市町村の全てのチェックポイントで検出されなかったことがわかった。この検査結果を受けて、県央第1水道浄水場から水を供給している前橋市や高崎市などは27日、ホームページで安全宣言を出した。
県は、今後も検査を続けていくという。