福島第一原発事故から２年になるのに合わせ、ヨーロッパ各地で９日、原発に反対するデモが行われた。

　イギリス・ロンドンでは、現地の日本人や地元の反原発団体のメンバーら約２００人がデモを行い、日本大使館前などで原発の再稼働反対などを訴えた。

　イギリス政府は、福島の原発事故後も原発推進の立場を維持している。

　電力の大部分を原発に依存するフランスでは、パリで反原発デモが行われた。ＡＰ通信によると、数千人が参加し、政府庁舎などを取り囲むなどして反原発を訴えた。

　ドイツでもデモが行われ、原発や原発関連施設のある町で計２万５０００人が反原発を訴えた。