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都教委が体罰調査の最終報告 校名も公表

2013年5月23日 21:42

 東京都教育委員会は23日、大阪市立桜宮高校の体罰問題を受けて都内の公立学校を対象に行っていた体罰調査の最終報告を発表するとともに、体罰のあった学校の名前を公表した。

 調査は、1月から3月にかけて都内の小・中・高校などの公立学校2184校を対象に行われた。それによると、146の学校で182人の教職員や外部指導員などが体罰を行っていたことがわかった。体罰を行ったときの認識では「感情的になってしまった」というものが最も多く、65人に上った。また、傷害を負わせる体罰をしていたのは31人で、骨折や鼓膜を傷つけるなどの事案があった。

 都教委は、今回の調査結果を、体罰のあった学校の名前とあわせて都教委のホームページに公表した。