フランス・パリ郊外の駅で１２日夕方、列車が脱線してホームに乗り上げ、４０人近くの死傷者が出た。

　フランスの国鉄によると、この列車は７両編成で、パリを出発し、中部の都市・リモージュへ向かっていたが、パリ郊外の通過駅で脱線し、ホームに乗り上げた。地元警察によると、この事故で６人が死亡、３０人がケガをした。列車がなぜ脱線したのか、警察が事故の原因を調べている。

　列車は夏休みの帰省客で混み合い、３８５人が乗っていた。パリの日本大使館は、乗客に日本人がいたかどうか確認を進めている。