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仏列車脱線“切り替えポイント付近で衝撃”

2013年7月13日 18:47

 フランス・パリ郊外で12日、列車が脱線し、6人が死亡した事故で、線路の切り替えポイント付近で衝撃が感じられていたことがわかった。フランスの警察などは事故原因の究明を本格化させている。

 事故が起きたのは、パリ郊外のブレティニ・シュール・オルジュ駅付近。7両編成の列車のうち4両が脱線し、一部は駅のホームに乗り上げ、横転した。地元警察によると、6人が死亡し、30人が重軽傷を負った。

 乗客「初めは車輪が壊れたかと思った。荷物が弾丸のように飛んできた」

 列車は事故当時、時速137キロで走行していたが、フランス国鉄は「制限速度内で問題はなかった」としている。交通担当相は、「駅の200メートル手前にある線路の切り替えポイントのあたりで衝撃が感じられたようだ」と述べており、警察や国鉄などが原因究明を本格化させている。