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山口と島根の大雨、特別警報の基準に相当

2013年7月28日 13:52
山口と島根の大雨、特別警報の基準に相当

 28日、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定になっている。

 山口県萩市須佐で、28日正午までの1時間に観測史上最大の137.5ミリの猛烈な雨を観測した。また、28日午前0時から正午までの12時間に降った雨の量は、山口市徳佐で309ミリ、萩市須佐で290ミリとなっている。

 気象庁は、28日に午後に行った会見で、山口県と島根県ではこれまでに経験したことのないような大雨となっているところがあるとして、土砂災害や河川の氾濫などに最大級の警戒をするように呼びかけている。

 気象庁は来月末から、現在の大雨警報の1ランク上の警戒を呼びかける情報として特別警報を発表することにしているが、今回の大雨はこの発表基準に相当するとしている。