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岩手・雫石で258ミリの雨 観測史上1位

2013年8月9日 15:45
岩手・雫石で258ミリの雨 観測史上1位

 北日本では、9日朝早くから雨脚が強まり、非常に湿った空気のぶつかった秋田県や青森県、岩手県では、断続的に猛烈な雨が降った。

 気象庁は、9日朝の秋田県に続き、昼過ぎには岩手県にも「これまで経験したことのないような大雨」となっているという情報を発表した。岩手県では、9日朝8時頃から雨脚が強まり、昼前には、一段と激しい降り方になった。24時間に降った雨の量は、雫石で258.5ミリに達し、観測史上1位の大雨となっている。

 北日本は夕方にかけても、所々で非常に激しい雨が降り、大雨が続くおそれがある。予想雨量は、さらに多い所で10日昼までに、東北200ミリ、北海道100ミリとなっており、土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水などに、最大級の警戒が必要。