×

大砂嵐関、ふるさとで“凱旋”講演

2013年8月14日 9:07

 アフリカ大陸初の関取で十両の大砂嵐関が13日、2年ぶりに帰国したふるさと、エジプト・ギザで講演を行った。

 「毎日、毎日、稽古をして横綱になりたい。家族と友達に誇りに思ってもらえるように頑張っている。将来は中東に相撲を広げていきたい」「(Q日本人とエジプト人、どちらと結婚するか)今日はお母さんも来ているので、怖くて答えられない」-大砂嵐関は、十両に昇進した先場所で10勝5敗と勝ち越し、11年に来日して以来初めて、エジプトに凱旋(がいせん)帰国を果たした。

 エジプトで、先月起きたクーデターによる混乱が続いていることについては「今の状況が永遠に続くとは思わない。すぐに終わることを願っている」と話した。

 大砂嵐関は、15日には再び日本へとたち、秋場所に向けた稽古に入る。