イギリス王室のジョージ王子が生まれてから１か月余りがたったが、父親のウィリアム王子が空軍での任務を終え、公務や子育てに専念することになった。

　王室や軍によると、ウィリアム王子は１０日、イギリス西部・アングルシーにある基地での任務を最後に退役した。軍での任務は約７年半にわたり、３年前から勤めた救難ヘリ部隊では、合わせて１４９人を救助した。ジョージ王子の誕生に合わせての退役ともみられ、数週間以内に一家でロンドン・ケンジントン宮殿に生活の拠点を移すという。

　今後は、王室としての公務やチャリティー活動に力を入れる予定。