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富士市でサル襲撃被害相次ぐ、警戒強める

2013年10月11日 21:39
富士市でサル襲撃被害相次ぐ、警戒強める

 サルに襲われる被害が続いている静岡県富士市で、今月に入って10件の被害が相次ぎ、市が警戒を強めている。

 富士市によると、市内では、今年6月からサルに引っかかれるなどして、これまで25人が軽いケガをしている。10日は富士市内の保育園の園舎の中で遊んでいた園児2人が襲われるなど、今月に入って10人が相次いで被害に遭っている。

 富士市環境保全課・佐野寛課長は「(サルには)近づかないでほしいし、食べ物を見せない、与えないでほしい。もし発見したら、市役所に連絡してほしい」と話している。

 市では地元の猟友会にパトロールを要請し、目撃情報の多い8か所にわなを設置するなど警戒を強めている。