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ホテルオークラグループでもメニュー誤表示

2013年11月7日 19:25
ホテルオークラグループでもメニュー誤表示

 全国のホテルや大手百貨店でメニューの表示と実際に使われた食材が異なっていた問題で、ホテルオークラグループでも「バナメイエビ」を「芝海老」と表示していたことが分かった。

 ホテルオークラグループは7日、全国13のホテルと関連会社3社のレストランで、「バナメイエビ」を「芝海老」と表示したり、「ブラックタイガー」を「車海老」と表示したりしていたと発表した。中国料理の慣習にならったもので、意図的に行われたのではないとしながらも、不適切だったとして謝罪した。

 そのほかにも、グループの別のホテルでは、牛脂が注入された肉を「加工肉」と表示せずに提供していたケースや、外部業者が製造したソーセージを「ホテル自家製」と表示していたケースもあったという。

 また、全国の大丸や松坂屋に入る17のレストランのメニューで虚偽の表示が見つかったことがわかった。「バナメイエビ」を「芝エビ」と表記したり、「ロシア産」のしまほっけを「羅臼産」と表記したりしたケースもあった。

 さらに、東急百貨店もレストランのメニューや総菜などに虚偽表示が見つかったと発表した。